#014 気になるTech & Geospatial雑談 - 2026.06.16 🎧
GeoLibre, Claude Fable 5, しんぱち食堂Map, CNG Japan 2026, Amazon Location Service, DuckDB Quack, 位置情報デベロッパー養成講座, dry as dust, BLOOMIN8 E-Ink Canvas, AWS Summit Japan 2026
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GeoLibre, Claude Fable 5, しんぱち食堂Map, CNG Japan 2026, Amazon Location Service, DuckDB Quack, 位置情報デベロッパー養成講座, dry as dust, BLOOMIN8 E-Ink Canvas, AWS Summit Japan 2026
オープニング
こんにちは、Kirimotoです。「気になるTech & Geospatial 雑談」の第14回目です。この配信では、世界のGeospatialやテクノロジーのトレンドを追いかけつつ、日々使っているツールや個人的に「これは!」と思った話題について自由に語っていきます。
今回は、MapLibre GL JSとTauriで作られた軽量なデスクトップGIS「GeoLibre」やRhinoSpatial、公共交通と複合経路のルーティングに対応したAmazon Location Service、東京で開催されるCNG Japan 2026など気になるGeospatialを紹介。数日おきにバージョンが上がるGeoLibreの勢いに驚きつつ、AIの登場でこうした開発が加速しているように感じました。TechニュースではDuckDB QuackやClaude Fable 5にも注目。Fable 5は公開直後の数日間だけ試して次元の違いを感じた一方、すぐに使えなくなった驚きもお話ししました。後半はおすすめ本「位置情報デベロッパー養成講座」、好きなバンドdry as dust・österreich、しんぱち食堂MapのリリースやMIERUNEの10周年といった日々のことまでお話ししました。
気になるGeospatial
GeoLibre — MapLibre GL JS + Tauriで作られた軽量クラウドネイティブデスクトップGIS
opengeosによるOSSで、Tauri v2・React・TypeScript・MapLibre GL JS・DuckDB-WASM Spatial・deck.glで構築されている。同じワークスペースがネイティブデスクトップアプリ・Webブラウザ・モバイル・Jupyterノートブックのすべてで動作し、デスクトップアプリのサイズは約30MBとQGISやArcGIS Proのギガバイト級に比べて極めて軽量。ローカルベクタ・ラスタのインポートに加えGeoParquet・FlatGeobuf・PMTiles・3D Tiles・LiDAR・COG・WMS/WFS/XYZなどクラウドネイティブ形式を幅広くサポートし、ベースマップ・レイヤコントロール・Swipe・ストリートビュー・LiDAR・GeoAgent・GeoEditor等の組み込みプラグインを搭載。プラグインマーケットプレイスから外部プラグインのインストール・更新・削除も可能で、SQLワークスペースではDuckDB Spatial SQLをブラウザ上で直接実行できる。現在のバージョンはv1.3で日々進化中。
https://geolibre.app/
https://www.linkedin.com/posts/giswqs_geolibre-gis-geospatial-activity-7466223568356343808-W_qR
RhinoSpatial — Rhino/Grasshopperに空間データを直接持ち込むためのツールキット
Pascal N. が開発中のRhino/Grasshopperプラグイン。WFS中心のワークフローから始まり、現在はWMS画像、WFSベクタ、LoD2建物、地形、GeoTIFF、キュレーション済みOSMコンテキスト、Google Photorealistic 3D Tilesの参照ビューアなどに対応している。Spatial Contextを一度定義し、複数のデータソースを同じRhino/Grasshopper空間に整列させて扱うのが基本コンセプト。Google 3D Tilesは編集用データとしての取り込みではなく、APIキーを使った参照表示用途。まだα版で、LoD2やプロバイダ互換性などは実験的な部分もあり、活発に改善が進められている。まだα版で活発に開発中
Amazon Location Service — 公共交通機関と複合経路のルート探索機能を発表
AWSが2026年6月2日に発表。Routes APIに新たにTransitとIntermodalの2つのトラベルモードが追加された。Transitモードではバス・地下鉄・鉄道・フェリーなど公共交通を使ったルート探索が可能で、停留所までの徒歩経路・出発/到着時刻・路線詳細も返される。Intermodalモードは車+公共交通(パーク&ライド)、タクシー+公共交通、ラストマイルのタクシー/レンタルなど複数の交通手段を1つのルートに組み合わせる。東京リージョンを含む13のAWSリージョンで利用可能
CNG Japan 2026 — Cloud-Native Geospatial ForumのCall for Speakersが公開
2026年8月24日に東京で開催されるCNG Japanのスピーカー募集が開始された。午後の半日イベントで、デモ・カンバセーション・ソーシャルレセプションが予定されている。トークは英語または日本語で可能。FOSS4G 2026 Hiroshimaやつくば(JAXA)でのSTACワークショップ(8月25〜27日)とのコロケーションを意図しており、日本のクラウドネイティブ地理空間コミュニティをFOSS4G前に集める狙い。CNG 2026グローバルイベントシリーズ(London・Tokyo・NYC・Snowbird・Zürich)の2番目の開催地。会場はまだ未定で募集中
気になるTech & ニュース
DuckDB Quack — DuckDBをマルチユーザー対応にする新しいリモートプロトコル
DuckDB teamが発表した新しいリモートプロトコルで、HTTP上で動作しDuckDBインスタンス間をクライアント/サーバー構成で接続できる。複数の同時ライターをサポートし、これまでローカル/組み込み型だったDuckDBにマルチユーザーのデータ共有・リモート分析機能をもたらす。バルク分析ではPostgreSQLの32倍、Arrow Flight SQLの3.5倍の速度を記録。DuckDB内部のシリアライズをそのまま転送するため変換オーバーヘッドがない。HTTPベースなのでDuckDB-Wasmからも直接接続でき、ブラウザからEC2上のDuckDBにQuackで接続するといった使い方も可能。DuckLakeへの統合も予定されており、DuckDB自体をリモートアクセス可能なCatalogサーバーとして機能させる計画。セットアップはSQL数行で完了する手軽さも特徴。現時点ではベータ版
Claude Fable 5 — Anthropicが最高性能のMythos級モデルを安全装置付きで一般公開
Anthropicが2026年6月9日に発表したClaude Fable 5は、同社がOpusを上回る能力帯と位置付けるMythos-classのモデルを、安全装置付きで一般提供したモデル。ソフトウェアエンジニアリング、ナレッジワーク、ビジョン、科学研究など、Anthropicが公表した多くの評価で高い性能を示し、長く複雑なタスクほど既存モデルとの差が大きいと説明されている。サイバーセキュリティ、生物・化学、モデル蒸留に関する一部のリクエストは安全分類器によりClaude Opus 4.8へフォールバックされ、初期データでは95%以上のセッションでフォールバックは発生していない。Stripeの早期テストでは、5,000万行のRubyコードベース移行を、通常ならチームで2か月以上かかる作業から1日に短縮したと報告された。価格はAPIで入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドル。ただし6月12日、米国政府の輸出管理指令によりFable 5およびMythos 5のアクセスは停止されており、復旧動向が注目される
気になるイベント
クラメソさっぽろIT勉強会 (仮) #14 オススメの Agent Skills @ 札幌 (6/17)
個人開発、成功・失敗の共有LT会 @ オンライン (6/18)
牛尾さん、酒井さんに聞く!アメリカ開発現場の最前線 @ オンライン (6/22)
OSS開発者は今何をするべきか?ソフトウェアサプライチェーン侵害対策を考える @ 東京 (6/23)
フィジカルAIのための次世代デジタルツイン 技術交流会 @ 東京 (6/24)
AWS Summit Japan 2026 @ 東京 (6/25, 6/26)
PdMオフレコ会議:AIの壁編〜AIはなぜうまくいかないのか〜 @ 東京 (6/26)
estie Engineer Night @ 東京 (6/26)
オープンソースカンファレンス2026 Hokkaido @ 札幌 (6/27)
RESEARCH Conference 2026 @ 東京 (6/28)
https://researchconf.jp/
気になるツール & ガジェット
BLOOMIN8 E-Ink Canvas - Medium (13.3“)
概要
BLOOMIN8 E-Ink Canvas Medium (13.3”) は、Arpobot社が開発したE Ink Spectra 6搭載のカラー電子ペーパーディスプレイです。6粒子インクシステムにより65,000色を表現でき、バックライト不要で紙のような自然な表示が特徴です。1回の充電で3〜4年動作するため、電源ケーブル不要で壁掛け設置が可能です。専用アプリから自分の写真をアップロードしたり、10,000点以上の無料アート作品を表示したり、AIで画像生成することもできます。IKEAのRÖDALMフレームにも対応。
イベントごとに表示を変えたりしています
おすすめ本
位置情報デベロッパー養成講座
概要
『現場のプロがわかりやすく教える位置情報デベロッパー養成講座』は2024年8月に秀和システムから刊行された書籍です。前著『位置情報エンジニア養成講座』がクライアントサイドに焦点を当てていたのに対し、本書はサーバーサイドに注力し、位置情報データの配信に必要な技術や手法を体系的に学べる一冊です。知識編では位置情報の基礎やデータ配信方法、PostGISをはじめとするデータベースの活用を解説。実践編ではタイルサーバーの実装やベクトルデータのCRUD処理、ラスターデータの配信、さらに衛星データの配信までをハンズオン形式で段階的に作り込んでいきます。前著と併せて読むことで位置情報アプリケーション開発の全体像を把握できるよう設計された一冊です。
おすすめ音楽
dry as dust
österreich
Tattletale
日々のこと
テック
AWS Heroes Mapの更新
しんぱち食堂 Mapをリリース
1ヶ月くらい前に大体できていて時間がなくてやっとリリース
https://www.shinpachi.dayjournal.dev/
ClaudeのFable試したり色々なアイディアを実装してた
動画とかも良い感じに作ってくれる
イベント
MIERUNE JCT #03
SORACOM SPSパートナー会
https://www.sps-event.soracom.jp/
MIERUNE
10周年
メンバーから10周年の花束を頂いて感動
全社会
半年ごとに開催している全社会。メンバー全員が札幌に集合してさまざまなディスカッションをしました
MIERUNE MEETUP 2026
札幌で位置情報に関するプライベートカンファレンス「MIERUNE MEETUP 2026」を開催しました
今年で5回目
MIERUNE地図タイルのリリース
東京出張
日々の雑務自動化
雑多
さまざまなイベントが重なりここ1年で一番体調崩してしまった…
札幌で2daysでライブ見てきた
またバンドやりたくなってきた
AWS Heroes Summitの飛行機とホテル準備
ゲームボーイのゲゲゲの鬼太郎がポケモン
Open Talkの3回目配信します!
日常の気になる話題やおすすめについて、グループでゆるく自由に語るOpen Talkという企画を始めてます。
次回は2日後の6/18(木)開催です。
ゲストとして一緒に話してみたいかた募集中です!






























